モバイルに取り組んでみたいと思い立ち、まずiPhoneを購入しました。1週間かけて、ひととおりセッティングを済ませたところ、思いのほか使い勝手がいいです。「iPhoneかわいいよiPhone」です。iPhoneが登場してから1年以上経っているだけに、その間ますます便利になっていたようです。

iPhoneの何がいいかと申しますと、要するに、すべてのデータが、ネットと連動しているところが素晴らしいわけです。あ、今風に言うならネットをクラウドと言い換えてください。今回はデータの扱いに限定して書き出してみます。

メール

IMAP

まず、メールがGmailとIMAP接続で同期するところが素晴らしい。POPではなくIMAPで接続なら、以下のことができます。

  • iPhoneで既読にしたメールが、PCでも既読になる。その逆も可能。
  • iPhoneで送信したメールが、PCでも送信済みメールに入る。その逆も可能。
  • iPhoneで下書きしたメールが、PCでも下書きに入る。その逆も可能。その後、どちらからでも再開することができる。

ただし、iPhoneの大きな欠点は、メールの差出人を自由に選択できないことです。これを解決するために、ドメインのメールそのものをGoogleAppsに移行してしまいましょう。

GoogleApps

50アカウントまで無料です。

GoogleAppsの欠点は、迷惑メールフィルタを使わずにすべてのメールを転送できないことです。しかし、メールアカウントを普通に使っている分には、迷惑メールをチェックできるので問題ありません。

GoogleAppsを始めてわかったのは、Gmailにログインを維持しながら、GoogleAppsにログインできることです。既存のGoogleサービスにログインするのに邪魔をしません。

着信通知

iPhoneでは、Gmailの着信通知をみることができません。これも回避する方法があります。○○○@i.softbank.jpを使わないものとします。だけど、Gmailの着信メールを転送します。すると、着信通知「メッセージを受信しました You got a mail. [了解]」と表示されます。溜まったメールは1ヶ月経つと消えるでしょう。

連絡先

電話帳とメールアドレス帳を統合し、連絡先として一緒に管理できるところが素晴らしい。そして、Google SyncによってGmailの連絡先と同期できるところがまた素晴らしい。

以下、欠点について

  • Gmailに読みがなを入れる欄がないので、読みがなだけは、iPhoneで入れるしかない。iPhoneでは読みがなによる検索が主なやり方なので。
  • 登録者を削除するのは、Gmail側からしかできない。iPhoneから削除しても、GmailのMyコンタクトからのみ削除されるだけです。

メールソフトにThunderbordを使っている場合は、アドオンZindusでGmailと同期します。

パソコンとiPhoneで同期された一つの連絡先を管理するというのは理想的です。

ブラウザ

フルブラウザなので、パスワードで保護された社内用Webサイトにアクセスできるところが素晴らしい。

ブックマーク

ブックマークだけは、完全に同期できませんが、それに近いことはできます。

現在のPCにあるブックマークを、Xmarksから閲覧できます。

が、これだけだと不便なので、基本的には、iPhoneをUSBでPCに繋げた時にiTunesでまるごとコピーします。この準備として、XmarksでメインブラウザFirefoxからIEにお気に入りを同期させておきます。

あとで読む

後で読みたいページを、InstapaperGoogleブックマークで一時保存できるところが素晴らしい。PCでメモしたURLをiPhoneから後で読むこともできるし、iPhoneでメモしたURLをPCから後で読むこともできます。フルブラウザでJavaScriptが使えるからですね。

※Instapaperには余分な機能がいろいろついているのて、これをやめて、Googleブックマークを使うことにしました。

カレンダー

カレンダーがCalDAVでGoogleカレンダーと同期するところが素晴らしい。しかも、複数。

GoogleSyncでも可能ですが、GoogleSyncでは色を指定できないので、CalDAVを使います。やっぱり祝日は赤じゃないとね。

その他

撮った写真を、EYE-FiでFlickrとパソコンに転送できるところが素晴らしい。

メモ・音声・写真を、Evernoteでパソコンと同期できるところが素晴らしい。

Googleリーダーを、Bylineで同期させます。iPhoneでオフラインで読むことができます。地下鉄で読めるところが素晴らしい。

まとめ

上記を実践した結果、大事なデータがiPhoneにのみ保管されているということがありません。全部ネットに保管されるのです。理想的なネット端末といえましょう。素晴らしい。

今さら既存の国産携帯電話のここがダメだったなんていうことは、いちいち書きません。iPhoneでできることとできないことにしか気持ちが向かないのです。

いろいろなWebサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございます。リンクを貼るのをサボってます。検索すれば見つかります。すいません。

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by matt.ohara

公開2009-09-09 ウェブ