最近、親指シフト(NICOLA)が話題になっています。

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法震源地は、左記の書籍と下記のブログ。
» 勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!

私も昔、ローマ字入力から親指シフトへの乗り換えに挑戦したけれども、挫折したことがあります。挫折した原因は、専用キーボード(定価49,800円、PS/2接続)を使わないとできないと思っていたことです。PCを3台使ってたので、全部に導入しないと移行できません。1台買いましたけど、49,800円×3は、ちょっと無理でした。

FUJITSU FKB8579-661 USB親指シフトキーボード(コンパクト)あらためて調べてみると、あるではないですか。USB接続のキーボードが。

こんな記事から発見。
» 戀塚昭彦@ニコニコ動画はガジェットや1.5倍速が好き/Tech総研

私もガジェット欲が発動し、まずこのキーボードを購入。

しかし、今までのキーボードとキーの位置が違いすぎて断念。Esc,Del,Tab,半角/全角などの位置が違うと致命的に使えません。

諦めずに調べてみると、標準のキーボードでも、親指シフト入力が可能と判明。

東プレ LA0200 REALFORCE106Sそこで、今まで使っていた東プレのRealforce106のキーにテプラを貼って、親指ひゅんQでエミュレーション。さらに、同時打鍵をすると、ホームポジションが崩れやすいので、最もキーが軽いというRealforce106Sを購入。Realforce106を前から使っていて、自宅用にもほしいと考えていたので、いい機会です。やっぱりRealforceは、手放せません。この打ち心地は、入力することが楽しくなります。

ちなみに、日本語変換は、開発の止まったMS-IME(Windows付属)ではなく、ATOK。変換が賢いだけでなく、携帯と同じような連想摘要が超便利。

最後に残った最も重要な問題は、親指シフトに慣れること。それでも、昔練習したことを手が覚えていてくれました。1週間ほど練習したら、実用レベルに到達。いずれ、ローマ字入力を追い抜いてくれることを期待します。

ということで、私にとって最高の日本語入力環境は、
東プレRealforce+ATOK+親指シフト(NICOLA)です。マニアックな人間であるという自覚は多少ありますが、毎日PCの前に座っているのだから、妥協できません。

ところで、親指シフトは、手段であって目的ではありません。危うく忘れるところでした。目的は、仕事の効率化と文章のアウトプットです。はたして、これからブログのアウトプットが増えるでしょうか? この記事も親指シフトで書いています。せっかくものにした親指シフト、是非、指がしゃべるという境地を味わってみたいものです。

公開2008-07-01 パソコン