薄いわりに高い本ですが、即、手に取りました。なぜなら、著者が社長業をしながら毎日ブログを更新している橋本大也氏だったからです。その情報処理能力の秘密を知りたかったのです。学びたかったのです。
» 情報考学 Passion For The Future
ボリュームにちょっと物足りなさはありますが、内容は満足できます。なにしろ実践している人ですからね。いろいろとソフトが紹介されているので、私も試してみることにしました。
目的意識
アウトプット力を高めたいという目標がありまして、そのために何に取り組んでいくべきかを探しています。この本は、そういう目的意識にジャストフィットしました。
電子スクラップ帳
自分で書いたメモと、ネットで読んだ参考文献を一緒に保存しておけるソフトがあればいいと。そうすれば、ネタの収集と考察に便利らしい。それが電子スクラップ帳であると。
さっそくEvernoteを入れてみましたが、まだ日本語検索機能が未熟なようだし、モバイルもしないので、止めました。紙Copiの方が、完成度が高いです。
電子スクラップ帳のとりあえずの使い方は、ニュースの保存です。日本のニュース記事は、すぐに消えてしまいますからね。
生活していれば、ちょこちょことアイディアは浮かぶのですが、ブログに書くには短すぎるんですよね。アイディアが2~3個繋がるとブログの1記事になる量ですが、そんなに都合よく繋がりません。
そうすると、私のブログの書き方は、明確なアイディアがなく、頭の中がまだもやもやとしたまま、ブラウザで新規投稿作成を広げて、思いつくままに書き出して、適当に読みやすいように並べ換えて、何とか完成となります。
ときどき、人に読んでもらう文章がこれでいいのかと思うことがあります。下書きを沢山用意して、その中から完成した珠玉の一品を公開することはできないだろうか。
でも、その場で書いてると、文章がスムーズに流れていくというメリットもありますよね。ブログは会話だという説を読んだことがありますが、会話なら流れが重要です。
アイディアを沢山書き溜めたら、もしかしたら、そこから質の高い文章が生まれてくるかもしれません。これから実践していきます。
この本に触発されて、他にも、名刺の電子ファイリング、資料のPDF化とデスクトップ検索、AirPen又はノートブックでのメモを試してみる予定です。